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スキルアップしたい!今学ぶべきアプリ開発のためのプログラミング言語

スマートフォンが普及してから、ネイティブアプリへの需要も高く、非IT企業もブラウザ表示からレスポンシブデザイン、そしてアプリ化へと急速に移行する流れを見せている。そのアプリ開発の根源を支えるのが、ご存知プログラミング言語である。今回は初心者でも馴染めるよう、大枠を捉えながら紹介していく。


動的プログラミング言語|初心者の入り口におすすめ

「動的プログラミング言語」とは、簡単に説明すると他の言語によって基盤が構築されているサービスにおいて、さらなる動的な装飾を付加する言語である。のちに紹介する「静的型付け」と比べると初心者もやや理解しやすいため、入り口として触れてみるのも良いだろう。

・JavaScript
JavaScriptは、大概のブラウザやOSとの相性も良く、webサイト作成からwebサービス、アプリ作成などに幅広く使用されている。JavaScriptが用いられる範囲は広大で、たとえばサイトデザインの外観から始まり、チェック型メールフォームの実装、UIの微調整に至るまで、数多くの役割を担っている。

・Ruby
Rubyはオブジェクト指向スクリプト言語であり、従来の言語に比べると余計な手間を省き、作業効率の向上が望めると、近年いっきに台頭し始めた。特に、フレームワークの「Ruby on Rails」とのセットでさらにサービス開発やアプリ開発への難易度も軽減されるので、スタートアップを中心に多く用いられている傾向にある。

・PHP
PHPはおそらくプログラミングに縁のない人でも、一度は聞いたことがあるだろう。また、PHPはサーバー側のスクリプト言語として機能しており、HTMLに埋め込むことで数多くのwebサイトに用いられている。コードの概念もわかりやすいことから、初心者向けの言語としても広く知られている。


静的型付き言語|許容範囲が広がる

「静的型付き言語」を根幹に作られたアプリやサービスは保守性に優れており、その分多くのコードを必要とする。主にアプリケーションやサービス、企業で用いるシステムにおける根幹部分に使用されている。おそらく聞き覚えのある言語の大半は、こちらに分類されているだろう。

・Java
Javaは汎用性のある言語として、長年活用されてきた言語である。Androidアプリにもメインで活用されることが多く、その他ゲームや企業のバックエンドにも用いられている。おそらく世界中で最も使用されている言語といっても過言ではないだろう。

・C
C言語は、システムソフトウェアにおいて共通言語として用いられている。正直なところマスターするのは容易ではなく、C言語に取り掛かる前には覚悟が必要だ。その一方で、C言語さえ押さえておけば、その派生のC++やObjective-Cへの着手も容易になることから、自らが扱える範囲が一気に拡大するメリットもある。

・Swift
iPhoneでアプリ開発をしたいのなら、必ず押さえておかなければいけない言語である。当初iOSはObjective-Cを用いてアプリ開発していたが、Appleが新言語のSwiftを開発したことで現在はSwiftへと置き換えられることとなった。また、基本的にiOSのアプリ開発にはMacアプリのXcodeが用いられる。


プログラマーとして活躍したいのなら

今回紹介した言語を自在に操り、プログラマーとして活躍したいのなら、まずは自分がどの分野が得意で、どういった領域について取り組みたいのかをしっかりと整理しておく必要があるだろう。なぜかというと、基本的にプログラマー採用は、言語やフレームワーク、データベースなどをどこまで扱えるかをシステマティックに聞いてくることが多いのにくわえて、企業によって扱っている領域が大きくことなるからである。

もしあなたが今からプログラマーを志したいのなら、まずはひとつ成果物を作ってみることをオススメする。HTML言語を使用したwebサイト制作程度なら、そこまでの勉強量は必要としないため、マイペースに取り組んでもそれなりのものが完成するだろう。その経験のなかで得意不得意も浮き彫りになって、さらに自分がやりたいことが明確になるのではないだろうか。


日本のプログラマー求人の現状

ギノ株式会社の運営するIT/Webエンジニア向け総合求人・学習サービス「paiza」が公開した2016年5月の言語別求人数によると、1位からPHP、Java、Rubyという順位になっている。PHPとJavaに関しては歴史もある言語のため、上位に食い込むと予想できるが、Rubyが3位にランクインしている点は時代の流れを感じるだろう。4位以降はObjective-C、C#、Pythonと続いており、アプリ開発への需要の高さが窺える結果となった。

エンジニアやプログラマーとしての求人は今現在でも数多く目にする。また、その給与も高い傾向にあるのだ。そして、今後VR等のさらなる普及によって関連したアプリの開発が進めば、そこにおける求人の需要がより増えることも容易に想像できる。少しプログラミングをかじった程度では難しいかもしれないが、本格的にその分野で検知を高めることができれば、高待遇での就業も夢ではないだろう。


アメリカの人気言語ランキングから見る今後の発展

一方で、アメリカの学会誌「IEEE Spectrum」が発表した人気プログラミング言語ランキング「Top Programming Languages 2017」によると、1位がPython、2位がC言語、3位がJavaと、調査方法は違うものの日本とは大きくことなる結果が算出された。ほかにも、Googleによるプログラミング言語「Go」が9位に入っていたり、Swiftが10位にランクインしていたりするなど、これから数年の流れも大きく変わってくることが予想される。

しかし、それと同時にITトレンドにおける日本全体の遅れも大きく感じる結果となった。正直なところ、いざプログラミング言語について触れてみたところで、すぐにアプリやwebサービスが作れるというわけではない。個人で作るにせよ、かなりの労力と時間が必要となるうえに、アプリをローンチするとなると、言語以外にもさまざまな要素が必要となるのだ。

今や小学生でもプログラミング言語や技術を勉強し始める時代。かつ、web上のプログラミングスクールや、プラットフォーム化されたアプリ作成ツールなども充実している。若い世代が世界から遅れを取ることなくプログラミング言語や技術を習得できれば、常用しているアプリの開発者が10代の少年少女だったという時代も訪れるのではないだろうか。


<参考・参照元>
【2017年最新版!】人気プログラミング言語を徹底比較! | TechAcademyマガジン
JavaScriptとは何なのか!初心者向けに徹底解説 | TechAcademyマガジン
【年収1位はPython】求人人気1位はあの言語!転職時に有利な言語ランキング|paiza開発日誌
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