SOLUTION

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学びの可能性は無限大、eラーニングプラットフォーム ユーデミー(Udemy)とは

65,000のオンラインコースがあるUdemy。好きな時に好きな場所で学べるだけではなく、スキルのある者は講師となり収益を上げることも出来る。
自分の持つ知識を教えたい者が教え、それを学びたいという者が学ぶ。「学びなおし」が声高に叫ばれるなか、学びに対して最も基本的な姿勢を現代に置き換えたといえるeラーニングプラットフォームUdemy、その実情を追ってみた。


Udemyとは

カリフォルニア州サンフランシスコに2010年に設立したUdemy。Udemyとは学びたい人と教えたい人を結びつけるオンラインプラットフォームだ。
自身のスキルや知識を生かし講師になれば、スキルを収益化することが可能となる。また、受講生はキャリアアップやスキルアップ、趣味の学びにも役立てることが出来る。
好きな時に授業を受けられるため、スケジュールを縛られるということもない。50の言語に対応、講師は3万人、受講生は2,000万人に上る。

講師を希望する人に向け、Udemyからの資料提供・サポートチーム・講師コミュニティなど、支援体制も用意されている。
コンテンツの作成にはPowerPoint、YouTubeなどが利用できる。定められた資格などはなく“自分の得意なスキル”を売れるという点が大きな特徴だろう。講座で得られる収入の30%をUdemyに支払うという仕組みだが、無料提供ももちろん可能だ。

ユーザー的には65,000という膨大な数のオンラインコースから選ぶことができ、30日間返金保証があるというのもうれしい点だ。
講座を探す際には「カテゴリを絞る」もしくは「コース検索」を行う。表示された講座名の下には講座の評価や受講生の数、そして講座内容やカリキュラムの詳細等が表示されている。

疑問点はオンラインでの質問が可能。ブラックマンデーなどには割引もあるので、チェックしてみると良いだろう。


リカレント教育としてのUdemy

リカレント教育とは、義務教育など基礎的な教育を終了した後に教育と就労を生涯にわたって交互に行う教育システムだ。

社会に適応し続けるには生涯にわたる学びが必要という考えでスウェーデンの経済学者ゴスタ・レーンの提唱した概念であり、従来から唱えられている生涯学習とは少し異なる。働き方改革の一環としても注目を浴びている概念であり、仕事の中にいかに学びを取り入れるか、また時間的な制約などの課題も多いとされている。

欧米の場合は、社会人になってからも再び学びの場に戻ることも比較的容易だが、日本の場合は社会人になってから再び学生となり学習するのは困難を極める。
そのため、リカレント教育の考えを取り入れるとしても働きながら学ぶというのが一般的だ。
そうしたなか、Udemyはリカレント教育の一助になるのではないかと注目を浴びている。


日本版Udemyも活発化

米国で始まったUdemyと提携し日本版Udemyを立ち上げたのは、教育業界大手の株式会社ベネッセホールディングスだ。
「教えたい人と学びたい人に新たな機会を提供する」そうした考えのもと、子供から社会人まで幅広く学びに取り組める場を2015年春から提供している。
ローンチ当初はTOEICやビジネス英語などの語学系、マーケティング全般、簿記や医療系など資格に関するもの、知育関連といったものが多かったが、現在ではカテゴリだけでも15に上る。

また、2017年には株式会社富士通ラーニングメディアも連携。ディープラーニングやニュートラルネットワークなど、最新技術を学べるコースを提供する。
昨今、AIIoTの普及が進み、あらゆる業種においてテクノロジーなくしてはビジネスが成り立たないのが現状だ。そうしたデジタル社会に即し、個人の想像力やキャリアアップにつなげるのが狙いだ。

さらに詳しく見ていこう。Udemyがもともとシリコンバレー発という流れをくみ、IT関連など開発系の講座が充実している。
プログラミング言語・データベースや開発ツールなど、エンジニア向けの講座も低価格で学べる。IT関連の資格やソフトウェア関連の講座も多い。そのほか、MBA・起業・デザイン・マーケティング・パーソナルライフ&ファミリー・趣味・実用・ホビー・写真・ヘルス&フィットネス・音楽・学問・教養・入試・資格など、ジャンルは実に多彩だ。

少し異色な分野も紹介しよう。パーソナルライフ&ファミリーのカテゴリにある「子育て&家族」だ。笑顔のママでいるために表情筋を鍛える顔ヨガの講座、子どもの能力を引き出すための教育方法の講座など、講師独自のものがある。
また、「趣味・実用・ホビー」のカテゴリ内ではカンボジアの現地情報を学べるといったものもある。多岐にわたる講座から、自身の好奇心がくすぐられるものを探してみるのもいいだろう。

教材購入後は無期限で繰り替えし学習が可能だ。


学びの可能性は無限大

一口に学ぶといっても、さまざまなものがあり目的がある。
学校で学べることがすべてではないように、学びの種類も方法も無限だ。Udemyはそこにネット環境があれば学ぶ場所を選ばない。
また、教えた人が自らのスキルを活かして講師になれるというのもUdemyならではの特徴だ。内容に関しても、その道のプロが教えているということで、定型的な講座よりも実践的なスキルに結びつく。

「学びなおし」という言葉がトレンドの昨今、余暇を利用し気軽にできるオンライン学習が人気を集めている。また、価格帯の安さや型にはまっていない講師陣も魅力のひとつと言えるだろう。
いつでもどこでも学べるUdemy、あなたらしい学びの一環として、あなたのスキルを活かした講師の場として、取り入れてみてはいかがだろうか。


<参考・参照元>
オンラインコース - いろんなことを、あなたのペースで | Udemy
米Udemy社と提携 2015年春
世界最大級のオンライン学習マーケットプレイスを運営するUdemy, Inc.と連携 : 富士通ラーニングメディア

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