SOLUTION

ソリューション

ライブコマースの今後の市場規模は?中国では6000億円規模

中国で大流行しているライブコマースが日本にも徐々に進出している。2017年にはメルカリ、そして2018年にはヤフーが参入。日本でもこれからライブコマースが根付いてくるだろう。

しかし、現在のライブコマースはあくまで黎明期に過ぎない。ライブコマースが本当の意味で存在感を示すのはこれからだ。


ライブコマースの市場規模

2017年から大きく注目されるようになったライブコマース。日本でもこれから市場ができることが予想されるが、中国ではすでにライブコマースの市場が形成されている。
どれくらいの市場規模かはさまざまな試算があるが、一説ではユーザー数3.5億人、約6,000億円の市場にまで成長していると言われている。

中国でライブコマースが伸びた背景にはいくつか要因がある。まずECで製品やサービスを購入するEC化率が中国では15%まで進んでいる。日本が5%であることを考えると、中国人のEC利用率の高さがうかがえる。

また、ライブコマースの視聴環境であるスマートフォンも急速に普及している。
中国の産業情報省の調査によると、中国の携帯電話普及率は人口100人あたり102.5台で1人1台以上保有するところまで伸びている。実際、都市部ではあらゆるサービスがスマートフォンで提供されており、その進歩は馬跳びのように伸びたことから「リープフロッグ現象」と言われている。

アリペイの顔認証でケンタッキーが買える!中国で進む電子決済と「リープフロッグ現象」

中国でのライブコマースの流行を見る限り、今後日本でも流行する可能性は高いだろう。
そのような背景もあり、現在大手IT企業を中心に参入が相次いでいる。


メルカリ、ヤフー、大手企業も続々参入

日本の大手企業でライブコマースに積極的なのが、あのメルカリだ。
メルカリが展開しているライブコマースサービス・「メルカリチャネル」は2017年7月末にスタート。すでに多くの利用者を抱えている。
また、芸能人が自身のサイン付き商品を販売するなど多くの注目が集まるようにPRも積極的に行なっている。
ただ、メルカリチャンネルのユーザーは一般の主婦やOLだ。自宅に眠る不用品などを手軽に販売できるメリットは、メルカリからしっかりと引き継がれている。

また、2017年11月にはヤフー「Yahoo!ショッピングLIVE」をスタート。2018年2月にはこれまでのIOS版だけでなく、Android版もリリースしている。
これにより、Yahoo!ショッピングに出店している人は、自社の製品をより幅広く売り出すことができる。

日本のライブコマースは今後大手IT企業とShowroomが展開している「Shoproom」などがユーザー獲得に向けて競争を繰り広げていくことが予想される。


ライブコマースが注目される理由とは

なぜ日本でもライブコマースが注目されるようになってきたのか。それには大きく分けて2つの理由があると考えられる。

一つ目は、ライブコマースによってECが持つ課題を解決できる可能性があることだ。
ECのデメリットの一つに、製品情報がホームページにある画像や文章以外にないことがある。これでは、実際の使用感などを知ることは困難だ。しかし、ライブコマースを活用することで、その使用感を配信者が伝えることが可能になる。
アパレルなどであれば、サイズ感などもよりわかりやすくなるだろう。

もう一つは、双方向のコミュニケーションが可能となることである。
これまでのECでは、製品情報と商品の評判などが主だったものだった。しかし、ライブコマースを活用することで、店舗の店員さんとやり取りするかのごとく、ECで売り手とコミュニケーションを取ることができる。
また、LINEなどのメッセンジャーアプリに慣れた10代、20代であれば、その延長線上で使うことが可能となる。実際、ほとんどのライブコマースでIOSやAndroidのアプリがリリースされている。

今後このアプリのユーザーエクスペリエンスをいかに向上させるかが競合他社に打ち勝つ要因となるのではないか。


ライブコマース × ECで買い物が変わる!?

このように、各社ライブコマースのポテンシャルを踏まえ、相次いでサービスをリリースしている。
この流れが加速して、利用者が今後増加するとECの存在感が今後大きく変わるのではないだろうか。

そして、ライブコマースはさらに進化する可能性も秘めている。
現在のライブコマースは、スマートフォン上の二次元が大前提となっている。しかし、これから通信が5Gになり、VRが当たり前のように使われるようになると、プラットフォームはそこへ移るだろう。
VRであれば臨場感がより増して、「目の前に人がいる感覚」でライブコマースを楽しむことができるだろう。
本当の意味でのライブ感を味わえるライブコマースはこれから展開されるはずだ。

ライブコマースは若い人たちのもの、そんな印象を持っている人も多いかもしれないが、その常識はこの2、3年で大きく変わるかもしれない。


<参考・参照元>
ライブコマースとは?盛り上がっている理由と提供サービス実例7選!
緊急対談! 新しいEC時代を切り開くライブコマース。成功の鍵は○○に!?|ECのミカタ
SHOPROOM - プロフィール - SHOWROOM(ショールーム)
【iOS】「Yahoo!ショッピング LIVE」開始のお知らせ - お知らせ - Yahoo!ショッピング
メルカリチャンネル 売れちゃう!買えちゃう!ライブフリマ
ユーザー数は2ヶ月で倍増!WeChatの新施策「ミニプログラム」が今熱い|ECのミカタ
中国の2017年携帯電話の普及率まとめ!100人あたり102.5台に | チャイトピ!

あわせて読みたい記事!