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アマゾンエコーの新しい活用法、スマートスピーカーの英語学習への役立て方

昨今、話題のスマートスピーカー。Amazon Echo Dot の値引きや、スクリーン付きのAmazon Echo Spotの発売で、手にする方も増えているだろう。
そこで、音楽やショッピングを楽しむだけでは飽き足らない方々に勧めたいのが、英語学習への利用だ。
スマートスピーカーを利用した英語学習の進め方を紹介しよう。


スマートスピーカーの活用方法あれこれ

ご存じの通り、スマートスピーカーとはAIを搭載したスピーカーのことである。
人の話す言葉を認識し、ネットサービスの利用や機器の操作が可能だ。Googleアシスタント、Apple Siri、Amazon Alexaなどが有名だが、日本のメーカーもSONYやONKYOなどがスマートスピーカーを発売している。

具体的には、「ニュースや音楽を聴く」「ショッピングをする」「天気予報を聞く」「メモを記録する」「調べ物をする」などといった活用法が存在するだろう。スマートスピーカー登場の先駆けとなったAmazon Alexa 、認識能力に最も長けているといわれるGoogle Home、音楽なら音響メーカーであるSONYのLF-S50Gなど、個性もさまざま。

近未来の生活を想像させるスマートスピーカーだが、新たな使い方として、英語学習への活用がある。


スマートスピーカーの機能を利用した英語学習とは?

英会話をマスターしようと思って何度も挫折を味わった人は多いだろう。特に継続が大事とされる語学学習において忙しさは天敵だ。
しかし、そうした忙しいビジネスマンでも、スマートスピーカーがあれば、ちょっとした時間を見つけて英語学習が可能となる。Google Homeを例に挙げ、活用法をいくつかご紹介しよう。

  • ・気になる単語を翻訳
何事につけてもそうだが、一生懸命覚えようとした時よりも、疑問に思った時の方がすぐに頭に入る。
英語を勉強している時、もしくは英語を耳にした際に気になる言葉があった時はすぐにスマートスピーカーに話しかけてみよう。
例えば、「OK Google 、Presidentを日本語でで!」、そう話しかけるだけだ。Google翻訳により瞬時に翻訳し、「大統領」と答えてくれる。
また、その逆の日本語から英語も可能だ。短文であれば、文章丸ごと翻訳してくれる。

  • ・リスニング:英語ニュースを聞く
スマートスピーカーにはニュースを読み上げる機能がある。もちろん、英語ニュースをそのまま読み上げることが可能で、CNN、ABC、BBCなど、好みのニュースを選べる。
また、他言語を選択することにより、フランス語や中国語などのニュースも聞くことができる。

  • ・スピーキング:言語設定を英語に変える
基本的には、日本で発売されているスマートスピーカーは各社ともに、日本語に設定されている。
しかし、言語設定を切り替えることも可能だ。言語設定を英語に変更することにより、英語の発音に反応する。つまり、英語で話しかけなければならないうえに、発音が悪ければ反応しなかったり、誤った反応をすることもあるだろう。これで発音の練習ができるのだ。


語学関連企業との連携で教材も提供

スマートスピーカーを利用した英語学習方法は、もちろん単純な機能を利用したものだけではない。
各社が語学関連の企業と提携し導入したものもある。

  • ・Best Teacher とGoogle Home
オンライン英会話で有名な Best Teacher が Google Home に提供しているのが「英語リスニングドリル100選」だ。
「Ok Google, talk to Best Teacher.」そう話しかけると、「Hey! Let’s get started!」もしくは「こんにちは。ベストティーチャーです。」と答えてくれる。これがドリルの始まりの合図。TOEICテストのPart3に近い形といわれている。

レッスン内容は、1分程度の英会話を聞き取り、その後の設問に答えるというもので、1日にできる問題数に制限はない。
難易度的にはTOEIC600点前後向けといわれており、英語中級レベルをターゲットにしている。唯一の難点といえば解説がない点だろうか。また、文字通りスピーカーであるため目で文字を確認することはできないことも難点として挙げられるかもしれない。

  • ・アルクとAmazon Alexa
語学教育大手のアルクはAmazon Alexaと提携し「キクタン」やTOEC向けクイズなどの提供を開始した。
「Alexa、キクタンを開いて」「Alexa、アルクの英語クイズを開いて」などと声をかけることにより英語学習を始めることができる。英語の音声を聞いたり簡単なクイズに答えたりすることが可能だ。

「聞く・聞いて答える」などといったシンプルな学習法のため、やる気を削がずストレスなく利用できる。英語クイズはTOEC Part2に沿った形式で100問をランダムに出題する。また、「キクタン」はチャンツを利用して英単語を効率的に覚えることができるというシステムだ。そのほか、英語の学習アドバイスを受けたり「英語で泣けるちょっといい話」などが提供されたりしている。


教育への有用性

スマートスピーカーはリビングなど、身近な場所に置くことが想定される。
勉強というと、肩肘張ってしまうところだが、スマートスピーカーがあれば、気軽に取り組むことができるのが何よりのメリットだろう。英語学習において、文法を覚えたり長文を読み解いたりする机上の学習ももちろん必要だが、傍に置き日常的に利用することで、より言語としての特性を生かした学習が可能となるのではないだろうか。

特に語学の場合は日々継続して行うことやアウトプットが重要な位置づけとなる。頭ではわかっていてもなかなか口から出てこない、そうしたことがないようにスマートスピーカーに日々話しかけてみることも有効だろう。

大人はもとより、子供にとっても英語教育にも格好の教材といえる。スマートスピーカーを英語学習に活用することで、普段から英語に慣れ親しむことができるかもしれない。


<参考・参照元>
Amazon.co.jp: Echo & Alexa: Amazonデバイス・アクセサリ
Google Home - スマート スピーカー&ホーム アシスタント - Google ストア
LF-S50G | スマートスピーカー(AIスピーカー) | ソニー
HomePod、家庭での音楽の楽しみ方を再発明 - Apple (日本)
語学教育のアルク、英語学習に役立つAmazon Alexa スキルとして「キクタン」など計4タイトルを開発|株式会社アルクのプレスリリース

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