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アイデア出しから語学学習まで!進化形手書きアプリでできること

アナログとデジタルの融合ともいえる手書きアプリは、ちょっとしたメモなどで活用したいアプリだったが、その性能は今ひとつだった。

しかし、最近、感知機能など性能が格段にアップし、従来のイメージを一新するアプリが続々と登場している。メモ以上の利便性を提供する、進化形の手書きアプリを紹介していく。


キー派・手書き派を満足させる手書きアプリ

スマートフォンの保有率が7割にも達し、誰もがキー操作をする時代にあっても、メモや記録は手書き派という人が減ることはない。
ある飲料メーカーではITワーカーの多くが日記を手書きでつけていることにヒントを得て、新商品を開発したという話があるほどだ。

思考と同スピードでキー入力ができる層と、手で書く方が手っ取り早いという層が混在する今、双方からの高い満足度が得られるアプリが続々と登場している。

これまで優れた手書きアプリといえば、イラスト向けが主流を占めていた。
別に絵を描きたいわけではないという向きには、無縁と思えても仕方がない。しかし、ここにきて書き文字を完璧に「拾い上げて」くれるアプリが登場した。
手書きメモの良さは急いでいるときに殴り書きができることだ。これまでのデジタルメモでは、手書き機能があってもしっかりとした筆圧がなければ、画面に反映されず、イライラさせられることも多かった。

MyScript社から提供されている「MyScript Nebo」は、かなりの悪筆でもテキスト化が可能である。
さらに適当に描いた図形を、美しく整形する機能もある。会議中に書き取ったメモを、入力をし直さずに印刷に回すこともできるだろう。

手書き文字の良さをそのまま残したいのならば、Note Alwaysがおすすめだ。こちらは何と「書き文字」を選択して移動することができる。
まさにアナログとデジタルの融合感覚を手元で味わうことができるアプリである。


進化する手書きアプリの多彩な機能

ここで手書きアプリならではのメリットを見ていこう。

  • ・物理的にかさばることがない
  • ・筆記具やカラー、紙質が多彩
  • ・自動清書機能
  • ・筆記後の移動・整理が可能
  • ・画像や写真を貼り付けられる
  • ・Web検索ができる
  • ・検索データを取り込める
  • ・音声データが取れる
  • ・シェア機能が搭載されている

利用するアプリによって機能の制限はあるが、2018年7月現在各メーカーが提供する最新の手書きアプリには、共通する多くの機能が搭載されている。

デジタルデータとしての利点は以前からある程度知っていても、さらに便利な機能が追加されたりと、より精度が高くなったりしていることに驚かされるだろう。
手書きのメモを共有するためには回し読みするしかないが、一度に複数人に送信できたり、共有ボードに保存できたりするのも、アプリならではの機能だ。
ここに手書きと同様の「書き心地」が加われば、手書きアプリを使わない理由は見当たらなくなるはずだ。


仕事に学習にこれは使える手書きアプリ

【マインドマップ作成に最適なMindBoard】
無料の手書きアプリながら評価が高いMindBoardは、アイデア創出に威力を発揮する。紙の上に自由に描き出す感覚はそのままに、修正や書き直しが簡単にできる。
PDFへの書き出しや送信機能を搭載しており、タブ付での管理にも便利だ。

【手書き文字の検索可能なDioNote】
手書きメモをAndroid端末に置き換えるならばイチオシのアプリが、DioNoteだ。
基本的な機能は無料で利用できるが、ビジネス仕様とするならば266円の課金で、無制限メモ保存機能を選びたい。手書き文字をそのまま検索でき、書いたメモはEvernote、Google Drive、Dropboxに転送できる。
faceebook、TwitterなどのSNSとの共有機能もあるので、仕事にプライベートにこれひとつで幅広く活用できる。

【すべての端末に対応するMetaMoJi Note】
WindowsやiOS、Androidとさまざまな端末を所有している人も増えてきた。
どの端末でも同じように使いたい場合には、MetaMoJi Noteがおすすめだ。Surface Pen、Apple Pencilいずれでも自由自在の書き心地を提供しており、アドオン追加で手書き文字からの変換まで行える。
録音機能、画像整形機能、画像編集機能を備え、クラウドサービスに自動同期される。

Evernote、Dropbox、Googleなどのサービスとのリンクができる上、各SNSとの連携も可能だ。
あらゆるプラットフォーム上で動作を実現し、ひとつのデータをさまざまなデバイスで利用できる。パソコンに取り込んでおいた書類をモバイルで取引先に提示しながら、手書きで説明を加えて印刷するといった、柔軟な使い方も可能となる。


手書きアプリで外国語学習?

ここまで来たか、と驚くのが手書きと翻訳を同時に実現したアプリの登場だ。

NTTドコモが提供する「てがき翻訳」は、指やペンのどちらで書いた文字でもその場で翻訳してくれる。キー操作が苦手な人でも、もたつかずに外国人との会話ができるので心強い。現在対応している言語は、英語、中国語(北京)、中国語(台湾)、韓国語、フランス語、スペイン語、日本語の6言語で、読み上げ機能も搭載している。
声を出さずに知りたいことばが翻訳されるので、電車の中などで語学学習をするときにも使えそうだ。

同じ言語系だが手書きという特性を活かしているのが、中国語の意味や読みを教えてくれるアプリである。
パソコンアプリは色々あるが、スマートフォンならば無料のLINE DICTIONARYが気軽に使える。中国語の漢字は日本語にないものも多く、読みがわからないと調べようがない。

手書きで形を書き込めば、書き順から発声まで知ることができる。毎日の継続が大切な語学学習に、手書きアプリが意外に役立つかもしれない。


<参考・参照元>
すごい「手書きアプリ」はここまで進化した | プレタポルテ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
手書き入力で読めない中国語を解読する! おすすめWebサイト・アプリ
大学生活、手書きノートアプリが便利すぎる。|東芝PC dynabook(ダイナブック公式)
遂に紙ノート卒業?手書きノートアプリNoteshelf 2の使い方とレビュー | KERENOR { ケレンオール }
手書き文字が翻訳できるアプリ「てがき翻訳」【仕事お役立ちアプリ】 - INTERNET Watch
総務省|平成29年版 情報通信白書|情報通信機器の普及状況
MetaMoJi Noteでできること | あらゆるタブレット端末で使える手書きノートアプリ MetaMoJi Note

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